歴史的瞬間―オバマ大統領就任式を見た日

1月20日。

今日は、深夜帰宅(今日の楽しい出来事は、明日アップする予定!(*^^)v)。

そして、テレビで、歴史的瞬間であるオバマ新大統領の就任式を見ました。

「人民の、人民による、人民のための政治」。1863年にリンカーン大統領が奴隷解放宣言をしてから146年、すべての人間は平等に作られたという真実が今日、米国においてやっと具現化したわけですね。

そう思うと、暗いニュースは絶え間ないけれど、やはり人は、そして人々の意識は、進化しているんだと信ずることができます。

そして、オバマ大統領の演説はいつものごとく素晴らしかったですね。
我々は不安ではなく希望を選択するのだと強く語っていた。
どんな嵐にも耐え、乗り越えていくのだと。

もちろん単なる観念的なきれいごとだけでなく、具体的なヴィジョンも明言していました。
米国は、平和な時代を先導するのだと、イラク戦争終結、国際的な協調を伝えていました。

つまり

CHANGE!
YES,WE CAN!
HOPE

という、具体的な行動を約束していたんですが、考えてみると、どれも、なんと簡潔でいて、力のある言葉でしょう。

そういう意味では、言葉を使う仕事をしている者として、言葉の持つパワーというものを痛感した日でもありました。

米国は、そして世界は大きく変貌していくのでしょう。

すべての人々の現実も、そして我が国の現実も、すこしでも、力強く生き生きと変わっていくことを願わずにはいられません。